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図1 カテナチオABの写真

図2 吸着層工法イメージ

化学式 [M2+1-xM3+x(OH)2]x+
層間 陰イオン 水分子

図3 ハイドロタルサイトの構造

製品概要

カテナチオABは優れた性能を持つ無期刑吸着剤です。本製品は早稲田大学、(株)AZMECが共同開発した技術を応用したもので、化学工学会において数回に亘り学会発表を行っております(化学工学会第44回秋季大会2012年9月等)。本製品は最近では自然由来汚染度処理用の吸着層用吸着剤として公共事業での採用実績が増加しています。

用途

カテナチオABは自然由来汚染土等の処理工法である吸着層法に使用する材料です。ヒ素、フッ素、鉛、ホウ素、六価セレンを含有する汚染土壌処理用の吸着剤として使用頂くことができます。

特 徴

4種の異なるタイプの吸着剤製品を保有しています。様々な自然由来汚染土壌を経済的に処理することができます。水処理技術を応用した信頼性が高いオーソドックスなメカニズムにより有害物質を処理する方法を採用しています。

  1. カテナチオAB / 自然由来汚染土のヒ素に対して高い吸着性能 (2~3mgAs/g)を示します。最も一般的な吸着剤製品です。
  2. カテナチオAB-L / 処理が難しい6価セレンの処理に有効です。その他、ヒ素、フッ素等の有害物質の処理にも用いることができます。
  3. カテナチオAB-e / ホウ素、ヒ素、フッ素、セレン等を含む複合汚染土  処理のための吸着剤として優れた効果をもっています。
  4. カテナチオAB-c /水銀、鉛等を含む汚染土の処理に有効です。

製品仕様

有害物質処理メカニズム

  1. カテナチオAB/水酸化鉄による共沈、吸着

  2. ヒ素は水酸化鉄に吸着固定されます。Fe(OH)3 + H3AsO4 →  Fe(OH)3・H3AsO4

  3. カテナチオAB-L /層状複水酸化物(LDH : Layered Doble Hydroxide)による陰イオン吸着

  4. [M2+1-xM3+x(OH)2][An-x/n・mH2O]
    ここにM2+、M3+は、2価および3価の金属イオンを、An-は層間の陰イオンを表す。
    本製品は早稲田大学で開発されたハイドロタルサイト製品です。従来技術では処理が難しい六価セレンの処理、複合汚染土の処理等に有効です。本製品は陰イオンに対する優れた吸着特性をもち、4価セレン、ホウ素、フッ素、ヒ素(3価、5価)の吸着処理にも利用することができます。

  5. カテナチオAB-e /エトリンガイトによる化学吸着

  6. ホウ素、フッ素はエトリンガイトに化学吸着されます。 エトリンガイト : 3CaO・Al2O3・3CaSO4・32H2O

  7. カテナチオAB-c / パイライトによる重金属イオンの吸着

  8. 重金属イオンはパイライト表面に硫化物として吸着固定されます。
       Hg2++S2-→ HgS↓ Pb2++S2-→ PbS↓

     

性 能

図4~図6にカテナチオAB、カテナチオABーL、カテナチオAB-eによるヒ素、セレン、ホウ素の吸着性能を示します。カテナチオABのヒ素の吸着性能は要求性能(0.75mgAs/g)の3-4倍の高い特性を示します。カテナチオAB-Lは従来技術では処理が困難なセレン(Ⅳ)、ヒ素、その他の陰イオンに対して高い吸着性能を示します。

図4 カテナチオABのAs(Ⅴ)の吸着等温線図(北海道方式)

図5 カテナチオAB-LのSe(Ⅵ)、As(Ⅴ)の吸着等温線図(北海道方式)


納入実績

北海道地区、関西地区、九州地区において多数の納入実績があります。

  

施工状況写真 左:自走式土質改良機による混合 右:吸着材散布作業(滋賀県国道303号線工事)